■ アルマゲドン
地球に衝突する小惑星を発見。激突を回避しなければ、人類はおろか、細菌さえも生き残ることは出来ない。
そして、小惑星内部に核爆弾を設置し破壊するために選ばれたのは石油採掘のスペシャリスト14人!地球最後の日、60億人の明日は14人に託された…!
この手のシチュエーションは映画にはよくありがちなストーリーだ。
だがこの作品では、単なるパニック映画やSF映画ではなく、完全にそれを超越した複合作品といえよう。
ハリー(ブルースウイルス)とその娘(リブタイラー)とその婚約者(ベン・アフレック)との関係。宇宙飛行士ではないハリーたちを受け入れられないシャープ大佐。No.2チックとその離婚した母娘。ロシア人のレブ。地質学の天才だが最後には常軌を逸した行動をとるロックハウンド。様々な人間模様が涙あり、壮絶な口論あり、そしてコミカルに描かれている。
冒頭よりニューヨークが無数の小惑星に襲われるシーンが始まり、これで作品に釘付けとなる。
1998 USA